ERの構造

今日は、午前中が、Drと働いて、History taking&examのfeedbackを受けるっていうシフト。
午後が、Nurseと働いて、手技を身につけるっていうシフトでした。

まず午前。Chest painで来た患者さんに問診しました。feedbackは、
「もっと細かくhistoryを聞いた方がよい。」
「確実に聞き取れている自信がないのなら、途中でもっとサマライズして、”あなたはこう言いましたね、合っていますね?”と確認しなさい」
「Physicalを取る前に、患者さんに今から何するかちゃんと伝えなさい。」

…とかでした。Drが見ていたので少し緊張してしまったのもありますが、確かにもっと細かいHistoryがないと、困ると思いました。…ので、明日以降これを生かして行きたいです。

Nurseと働くシフトでは、結構忙しかったので、心電図をひたすら取りまくって、IV lineも5人くらい取らせてもらいました。最近は、Hepa lockはもう使ってないらしい。「昔は使ってたけどね、今はもう使ってないよ。Salineで十分。」と…。日本もそのうちSaline lockに変わるかもしれませんね。縫合とかはなかった(というか、ERで縫合してるのをまだ一度も見てません。あんまないのかな。)

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そして…今日で、HopkinsのERがいかに広大かを知りましたww
今までは、ベッドが40床おいてあるところにいて、そこに運ばれてくる患者を診ていました。
が…それより前の段階と、それより後の段階もあることがわかり…規模が半端ないことに気づきましたw

とりあえず、患者が来ると、
1st triage by nurse(EKG, 尿検査、採血指示、chest x-rayなどが出る。また、一般床に即入院、ERのベッドに直行、2nd screeningへ、などの行き先がnurseにより大体決められる。)→
各種検査→
2nd screening by Dr (ここで、ERのベッド行きか、EACU(後述)か、ベッドに行かずに薬などをもらって帰すか が決められる。)

要するに…今までERのベッドで寝ていた患者よりも軽症と思われる風邪とかは、ベッドに行きつく間もなく帰っていたということになるw どうりで単なる風邪とかがいないと思ったw

EACUっていうのは、より「長時間観察ベッド」的な意味合いが強くて、「今のところ落ち着いているけど、もしかしたら心筋梗塞かもしれない患者」を半日とか1日とか観察するところかな。

全部でどのくらいベッドがあるんだろう…と思ったらなかなか多そうだw
EACUも30くらいはあるんじゃないだろうか…。
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