CPR

更新が空いてしまいました!!…というのも、なんだかんだでちょっとドタバタしてたからです。
今週がER最終週なので、頑張りたいと思います。プレゼンの用意もしないとな。

今日は、15−23働いてきました。
外傷の患者が多い日で、GUN-SHOT WOUNDが2件来た他、交通事故とか殴られたとか、そういうのがいっぱい来ました。

GUN SHOTの人は、発見された時は、PEAといって、心電図上では心臓の筋電図が取れるものの、脈が触れない状況でした。
心臓のポンプ機能として重要なのは、脈が触れる(末梢まで十分血が行っている!)ことであり、心臓がぴくぴくしていることではありません。なので、PEAは、すぐさま心臓マッサージ(CPR)を始めなくてはいけません。

ですが、Asystoleといって、心電図上、全くもって筋電図が取れない状況よりも、PEAの方が、まだCPRで回復可能性があります!!

…ということで、救急車からの一報が、"PEA"だったため、みんなやる気満々、なんとか助けたい!と思っていたのですが…実際には、頚部に複数撃たれており、無理でした…

今日はCHEST COMPRESSIONを最初から担当しました。「疲れたら代わる」のが原則ですが、PEAが続いていて周りではいろんな人がいろんな動きを凄まじくしていたので、なかなか言い出せず…結局15分くらいやったかな…出血がすごかったので、血まみれになり、即着替えることになりました…ガウンとマスクとゴーグルは付けてましたが…。

今まで、CPRで復活した人を見たことがありません。
どの程度の割合で、復活するんでしょう?V-fibとか、PEAとかで一応心臓がピクピクしてて、出血がひどくなければ助かる場合もあるんでしょうか?

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その他の収穫としては…麻酔と清潔操作に大いなる疑問が残る膝関節穿刺を見たくらいでしょうか。清潔操作の肝、患部の消毒ですが、日本では「一番綺麗にしたいところから、渦を巻くように」みなさんやってらっしゃいます。ですが…こっちはマジで適当…ジグザグにシャーッと適当に拭ってるw 

アメリカに住みたいが、アメリカの医療は受けたくない。。。だから年取ってきたらやっぱ日本がいいな。